一言に身体を変えると言っても、人の数だけその意味合いって違ったりします。
若い時は綺麗でいたいとか、筋肉をつけたいとか見た目重視のニーズから、徐々に子供を育てる体力をつけておきたいとか、姿勢を真っ直ぐでキープしたいとか、老後しっかり歩いて旅行できるようにとか、子供や孫に面倒をかけないようにとか、それぞれのライフステージによって、身体をよくする意味合いって変わってくる物だと思います。
私は30代〜70代のクライアントさんをメインに見させていただいてますが、断言できるのは、身体の健康度であったり若さは年齢という数字でははかれないということです。40代の女性よりも60代の女性の方が身体が動く方なんてザラにいます。
やっぱり、、、という単語を使うのが正しいかは分かりませんが絶賛子育て中の方がやっぱり一番身体のポテンシャルは下がる傾向にあります。(私も含めて) これが何を意味するのかというと、自分のことをおざなりして子供を育てる必要が多くの方に物質的にあるからです。自分のケアをする時間なんてないに等しい。
そして時間的金銭的に余裕の出てきている50代60代の方の方が身体の反応が良かったりします。
つまり、人生のライフステージによって自分の身体に何を行う必要があるかは人によってかなり違うということです。産後間もない身体に負荷の高い筋トレをしてしまうと、おいおい何かの代償が出てきますし、今まで身体を動かしていなかった人が急にダッシュしたりすると、逆に身体にはストレスだったりもします。
自分の「今」のタイミングで「何」を行うことが体に対してべネフフィットがあるかは、自分で発見するのはやはりとても難しいこと様な気がします。
身体は結局のところ「生活のルーティン」でリズムが作られている物なので、何かをやることよりも生活のルーティンそのものを見返した方が結果的に反応が出易いな、というところがあって、身体は自分の心地よさを教えてくれる指標になる物だなっていう風に私は感じています。
自分の身体をどう変えていきたいのか。 そしてそれをなぜそう変えていきたいのか。
頭で考える思考判断ではなく、身体に出てくる何かしらのサインが自分にとっての正解であり正直な声なのだということを私は声を大にして伝えたい。
例えば「生理」なんかはとてもよくわかる指標です。生理が遅れたり、生理痛が重かったり、生理前に眠くなったり、食欲が増したり、お腹がはりすぎていたり、血がドロドロしてたり、ダラダラ続いていたり、できものができたりetc
生理自体が教えてくれる見直した方がいい生活パターン、思考パターン、行動パターンそれをやってあげたほうが身体が喜ぶ「何か」が人それぞれあるはずなんです。でも殆どの人はその状態を結果として捉え対処をする。なぜそうなっているのかっていう答えは実は「生活の中の身体の感覚」に答えがあります。
それを見にいくことをしていきたいのが私の行いたいピラティスであり、ボディーワークです。